蘇州では中国四大名園でもある拙政園へ行った。
明代(1509)に高級官僚だった王 献臣が造営されたとされている。
40,000㎡もの広大な敷地の半分以上は池や堀が占めている。
訪れた日は生憎の雨。
結果的には雨の庭も良くてよかったのだが、写真が思う存分撮れなかった。
エントランス 入場料70元(1400円)
中国はどこも入場料が高い。
中国の古庭園といえば太湖石が多く使われている。
よく見るのはこれを積み重ねて、巨大な景をつくっているもの。
これは獅子林。僕が見た中では最大。
しかし拙政園は一石が巨大なもののあっさり使われている。
僕はこっちの方が好み。
蓮がたくさんあり、無数の花が上がったら綺麗だろうな。
木々たちが成熟して、散策していて気持ちがいい。。
広大な敷地を起伏をつけて、全体を見せない。エリアごとに景色が変わっていく。
管理も行き届いていて、手入れも上手い。
二本の立たしている石は何を意味しているのだろうか
灯篭もある。
中国で見たかった円洞門。
次の世界の景色を切り取って見せる技法。
獅子林は円形ではなかった。
僕は建築家ルイスカーンやカルロスカルパも好きで作品を見てると中国の影響を少なからず受けているんではないかと思っている。
拙政園内に盆栽エリアがある。
中国では盆栽のことを『盆景』という。
水盤に石を山水の風景をつくっていて、見ていると山々の険しさがうまく表現されている。
このあとこの山々を実際見るため黄山へと向かった。。
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